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列王第二21章

たまたまkindleを開いたら、列王第二21章が出たので、そこを読む。マナセ王の記録のところだ。歴代のユダの王のなかでも最悪といってもいい王様である。聖書の話をすると「選民思想」を根拠に敬遠する方がいるが、神はご自分が選んだ民(イスラエル)をネコっ可愛がりしたわけではない。神と民は契約関係にあって、神はイスラエルに恵みを施しもしたが、神の教えに背く時には事前に予告されたとおりに処罰も行われた。

マナセ王はその点で、たいへん特異な経歴をもつ王である。この21章には示されていないが、マナセに関する聖書の並行記述を読むとオモシロイ。最悪の王であっても真に後悔して生き方を改めるならば、神は赦しをあたえる方であることが示される。

この21章のなかで気づく点:4節、7節から神がご自身の名前を尊ばれること。

調査したい点:マナセの息子アモンがマナセの死によって王位を継ぐが、殺害される。そしてヨシアが王に立てられる。その辺の並行記述、詳しい記録は聖書中にあったか・・?



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聖書「中毒」?

聖書通読の記録とするつもりだが、ただ「通読」と書くのではなく「中毒」とした。それくらいに読んでみたいという気持ちの表明である。イエスは貧しい人は幸いと述べたが、そこには貪欲さが関係している。真に貧しい人間がもつ貪欲さである。飢えてきゅうきゅうしている人間のひもじさからくるものである。聖書、つまり「神の言葉」に対して、いつも貪欲であることは、聖書中で肯定されている。それは神との関係を強めるものとなるからである。「人はパンだけで生きるのではなく、神の言葉によって生きる」ものであるという言葉もある。三度三度の食事より、精神的なものを大切に思いたいということでもある。

舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

  • 作者: 日本聖書協会
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 大型本